オービス(無人速度取り締まり装置)

〜オービスの種類について〜


 正直な話,オービスにはどのような種類があるかなんて詳しくは存じません。 一般的にいわれているのは次のように思います。

レーダー式

これはアンテナから電波を出し,速度を測定するものです。車載のレーダー探知機でも 発見が容易なので探知機さえ積んでおけば問題はないと思われます。カメラには ふつうの36枚撮りフィルムが入っており,フィルム切れによって検挙を免れたという話も 聞きます。

ループコイル式

これは道路に埋め込まれたコイルに電流を流し,その磁気の変化によって 速度を測定するものです。レーダー探知機は全く役に立たず,ただひたすら 設置場所の情報を仕入れるしかありません。とはいっても,警告版があるのが 多く,警告版さえ見つけられれば大丈夫です。 ループコイル式にも36枚撮りのフィルムが入っています。

Hシステム

レーダー式,ループコイル式はふつうのフィルムを使っているのに対し, Hシステムはデジカメを用いて撮影している(そのまま警察に電送されるらしい) 。よってフィルム切れということがないのです。赤く光ったらほぼ100%アウトらしい。 レーダー探知機でも発見できるが,レーダー式とは違い常に電波を出しているわけではなく, 電波も微弱なものなので,H対応のレーダーでなければ発見は難しいものと思われます。 東名の静岡県由比付近に設置されたHシステムは撮影した画像を電子メールを使い, 覆面に送信されるのでその日に高速上で検挙ということもあるらしいです

最新・最強のオービス

レーダー探知機に反応しない,またフィルム切れなし,その場で検挙という ,ループコイル+Hシステム,光電管+Hシステムというオービスが出始めたらしい。でもコストが高い ようであまり広まっていないみたいです。東海近辺では東名阪にあるようです

移動オービス

オービスにはこの他に移動式オービスが存在します。これは、 ワンボックス(経験上、トヨタのハイエースもしくは日産キャラバン)で、 中に人が乗っていて測定結果を見てシャッターを切ります(自動かも)。たいが い、レーダー式ですが、絶対にフィルム切れの症状を起こしません。人が乗って いるから当然かもしれません。私はよく阪奈道路の大阪方面行き生駒山上付近に 出没しているのを目撃します。肉眼では、測定範囲になるまで気づきません。
情報提供者:T.Tani(Osaka.C.Univ.)