ナイアガラ・トロント〜2007〜
〜1日目 2007.8.26(Sun)〜
ミシガン州ノバイ〜ナイアガラ・フォールズ




日本から(あ)の両親が遊びに来てくれました。
ノバイから最も近く、最もメジャーな観光地、ナイアガラに行くことにしました。

ノバイ〜ナイアガラ

5:45出発。
ノバイ〜ナイアガラまで4時間半/270mile(約430km)です。アメリカでは普通に車で移動する距離なのです。
Port Huromでの国境越えは待ち時間ゼロでした!!(7:00AM頃)。やっぱり早起きは徳だね。
カナダでは、ひたすら真っ直ぐの道路を延々東へ東へ・・・。
予定通り10:15AMナイアガラに到着です。

ナイアガラの駐車場は、当然の様に滝に近ければ近いほど高くなります。
Tabel Rock前の駐車場なんて$18/日もします。
我々が停めたIMAXの駐車場は$5/日で、しかも滝まで徒歩5分位とお得です。


ナイアガラの滝

Table Rock(テーブル ロック)

今日は一日滝三昧です。
ナイアガラ・フォールズはカナダとアメリカの国境にあります。
私はアメリカに来るまで、そんなことも知りませんでした。

まずはカナダ滝を横から見るべく、テーブル・ロックへ行きましょう。
川沿いをテクテク歩いていくと、いつの間にかテーブル・ロックです。

カナダ滝を真横から、好きなだけ、いつまでも見てられます。
「これだけの景色・展望台なのに、タダってのが素晴しい」
と母親が妙なことに感心していました。。。



テーブルロックレストランからナイアガラの滝

Table Rock Restaurant

出発が早かったためか、おなかが空いてきました。
この後は、Journey Behind the Falls(滝の裏側ツアー)に行く予定。、
折角なので、景色の良さそうなTable Rock Restaurantで昼御飯にしよう。

時間的にお昼前ってこともあったのか、
8月末で観光のトップシーズンから外れていたためか、
窓際、それも滝の真横という最高の席で食事を取ることが出来ました。

食事の内容は、4人でサンドイッチ2人分、サラダ2人分、スープ2人分をシェアしました。
カナダの食事もアメリカと同じように非常に量が多いので、これでも十分すぎ〜!!
サラダはサンドイッチにもついてくるので、無くても良かったかな。

肝心のお味は・・・まぁ悪くないかな。いや、、むしろ北米の食事と考えると良い方だな。


ナイアガラの滝の裏側

Journey Behind the Falls

Journey Behind the Fallsはカナダ滝の裏側と横側に行けるツアーです。
テーブル・ロックの前の建物の中からエレベータで降りて行きます。
ツアーっても、添乗員がいるわけではなく、自分でトコトコと歩いて行くんだけどね。

滝の裏側は・・・ただ爆音が聞こえるだけで、真っ白です。
何も見えやしません!! 

滝の裏側を見終わった後、滝の横に出ると・・・
そりゃー凄いもんです。

柵まで行って見上げると、大迫力です。見上げるには相当の覚悟が必要です。
凄まじい滝の水をモロに顔に受けます。
上等な靴は履いていかないほうが良いと思われます。びしょ濡れになってしまいます。


ナイアガラの滝(カナダ滝)

Victoria Park

テーブル・ロックから霧の乙女号乗り場の辺りまでがVictoria Parkと言うみたい。
川沿いに遊歩道が続いていて、ここからカナダ滝、アメリカ滝の両方が望めます。

カナダ滝はテーブル・ロックからより、この遊歩道から見たほうが綺麗だね。
テーブル・ロックは迫力あるカナダ滝、Victoria Parkは綺麗なカナダ滝。

この辺り、ピープル・ムーバーと言うバスが走っていますが、
バスから滝を見るより、歩いてじっくり滝を見て回ることをお勧めします。
折角ハルバル遠くから来るんだから、思う存分「滝を満喫」しなきゃね。

道路を挟んだ滝と反対側にはリスも沢山いて、昼寝してる人もいるし
とってもホノボノした雰囲気の漂ういい感じの公園です。


霧の乙女号

霧の乙女号(Maid of the Mist)

ナイアガラの滝と言えば霧の乙女号(Maid of the Mist)と言う位、有名なアトラクションです。
チケットを購入するまで結構な時間(20分位)掛かりました。

観光雑誌には「2階が良い」と書いていますが、1階の前の方でも充分すぎるくらいの迫力!!
むしろ水面に近い分、ナイアガラ川の荒れ狂う川面を感じられて良いと思われ。

出航してすぐにアメリカ滝を遠めに眺めます。
この辺りまでは、写真を撮る余裕があります。

アナウンスのトーンも段々ヒートアップして来る頃には、カナダ滝が目の前です
ここまで来ると、写真を撮るのも命懸け・・・いやいやカメラ懸け・・・。
ものすごい水飛沫を浴びますよ。でも、うちのデジカメは無事でした。
さすがMade in Japan。関係無いって・・・。

ともかく、霧の乙女号はかなり満足度の高いアトラクションでした。


歩いて国境を越えましょう

国境越え

さてさて、霧の乙女号を降りたときには16時15分ごろでした。
あっちでパチリ、こっちでパチリ。所々でお土産を見て回って・・・。

ところで!! ナイアガラはカナダだけでは無いのです。
先述のとおり、アメリカとカナダの国境に滝はあるのです。
しかも、幸か不幸か国境を跨ぐ「レインボーブリッジ」なる橋が架かっていたりするんだ。

ほうほう、歩いて国境を渡れるのかい。
そんな楽しく?、日本では絶対に経験できないことを逃すなんてモッタイナイ。
沢山ある海外旅行ツアーの中でも、歩いて国境を渡るなんて無いよね〜。是非とも、体験すべきです。

歩いて渡るなら、費用は一人50セントのみ。50セントはアメリカドルでもカナダドルでもOK。
お金はカナダ→アメリカの時だけ支払う様です。殆どの人は往復するから、それで良いのかな?
さすがはアメリカだけあって、とってもアバウトです。

とことこ国境を越え、アメリカに入国です。
当然ですが、カナダとアメリカは国が違うので入国審査があります。
空港で聞かれるのと同じような質問です。たいしてことありません。
あ、もちろん、パスポート要りますよ。
出国はノーチェックだから無くても分からないけど、忘れたら、アメリカにも入れず、カナダにも戻れず・・・。どうなるんだ?



ナイアガラの滝に打たれましょう風の洞窟ツアー(Cave of the Winds Tour)

で、アメリカ側でお勧めなのが風の洞窟ツアーです。

アメリカ滝の横に細く流れ落ちているのが“ブライダル・ベール滝”と言います。
ブライダル・ベール滝のすぐ近くまで行くのが、このツアーです。
滝はほんの数m先です。ちょっと手を伸ばせば滝にさわれちゃったりします。

この滝、カナダ滝・アメリカ滝に比べると細く小さく見えるんだけど、あなどれません!!!
滝の真下に行くと・・・これはもはや観光ではなく、ある意味修行です。
滝に打たれる修行僧、そんな感じです。

滝なんて見ている余裕ありません。ひたすら水に打たれるのみ。
ナイアガラの滝のパワーを身を持って感じられる、個人的に一番お勧めのツアーです。
もう一回行っても良いな。

ちなみに、入り口でカッパとサンダルを貰えます。
カッパもサンダルも、そのまま持って帰れます。持って帰ってどうすんだ? どうすんだろ・・・。


ラピンポイントはアメリカにあります

テラピン・ポイント(TerrapinPoint)

風の洞窟ツアーはゴートー島(Goat Island)にあります。
公園の中をトコトコを歩いてくと、カナダ滝が見えてきます。
ここがテラピン・ポイント(Terrapin Point)です。
そう、ちょうどテーブル・ロックと反対側に来たわけです。

一日掛けて、カナダ滝を間近に眺め、カナダ滝を横から&下から浴び、
国境を越え、アメリカ滝で修行をした後、ハルバルカナダ滝の反対側まで来たわけです。

カナダ側がいかにも観光地って感じで、人がワンサカいるのに対し、
アメリカ側はゴートー島全体が公園になっていて、観光客も少ないので、
非常にのんびりした時間が流れています。

カナダ出国からテラピン・ポイントまで、徒歩で40分かな。スタスタ歩けばもっと短いかも。
うちらはノンビリ・・ノンビリ歩いたので、それくらい掛かったけど。


エンバシースイートホテル

エンバシー・スイート・ホテル(Embassy suit)

今日のホテルはカナダ滝の真ん前にあるエンバシー・スイート(Embassy suites)です。


今回、ちょっと(大分)奮発して、"Falls View"の部屋です。
本当は10〜15階の部屋だったんだけど、何故か32階の部屋に入れました。
知らずのうちにアップグレードしてくれたんだよね、きっと???

おかげで、眺めは最高!! でした。目の前にミノルタタワーがあって、邪魔だったけどね。
ま、それを差し引いても、ご覧の絶景ですわ。

今日は、滝を横から、下から、最後には上から眺め、
そして、カナダからアメリカから眺めて、まさに「滝三昧」の一日でした。

ナイアガラの滝の全景。
写真を合成してみました。

ナイアガラの滝の全景


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