北海道を翔る
〜7日目 1999/9/9(Thu)〜
黒岳登山&旭川ラーメンを食す&友人と会う

午前中は黒岳登山。やはり登山は朝早いほうに限る。ってなことで朝6時起床。

黒岳

この旅一番の早起きをする。
防寒具と水,それに食料を持って出発。
ロープウェイとリフトを使って半分くらいまで登る。

リフトを降りてすぐ,シマリスを見かける。
これは期待できるぞぉ。気分良く登山道を登り始める。
まだまだ若いぞ,元気だぞ。がっ・・・

おいおい 年かぁ? 空気が薄い為(言い訳?)か息がすぐに切れる。
15分のぼってはちょっと休憩。
それを繰り返し50分ほどで頂上に到着。

早起きして苦労して登って良かったぉ

黒岳頂上(標高1984m)には誰もいない。
このすばらしい景色を独り占め!! 最高である。

頂上でのんびり景色を眺めていると,シマリスが目の前を通り過ぎる。
奴らの写真を撮るのに苦労したよ。
なんせ動きがすばしっこい!!

まだまだ先に行けそうだったので,行けるところまで行こうと思ったが,15分くらい歩くと急に霧が濃くなってきた。
たいした装備なしでここまで来たので,無理しないで引き返すことに。

登山道を下っていくと,次々登山客が登ってくる。
早めに登っていて良かった。

下りは景色を眺めつつ,ゆっくり降りていると,シマリスがじゃんじゃん出てきてくれる。 頂上からリフト乗り場までかなりの数のリスを見かけました。
60分ほど下ったとき,足下がぬかるんでいたのに気が付かなかった。

思いっきり滑った。こけた。

運良くリス達に出会えた分,ここでは運がなかったのだろうか?,たまたまロープの張ってある鉄の棒で左手のひらと左の二の腕を擦ってしまった。擦り傷で済んだのは不幸中の幸いだった。
マジでもう少しずれていれば左脇に刺さっていたかも知れない。

擦り傷とはいえど結構深く,血がにじんでいた。
それを見たリフト会社の人が気にしてくれて,消毒してくれたり,包帯をくれた。
りんゆう観光の方々,本当にありがとうございました。

登り50分で登った道を下り90分かけてのんびりリスと戯れながら降りてきた。
それと例年ならこの時期に始まっているという紅葉は全く始まっていない。やはり今年の北海道は暑かったらしい。

普通だったら3時間ちょっとほどで登って降りて来れるらしい。
例によって私は時間がかかった。朝6時半出発で,帰ってきたのが12時。
腹減ったなぁ。さ,ラーメン食いに行くぞ。

教養部時代に静岡にいたときの友達が北海道で先生をしている。
研修で旭川に出てくると言う。それならちょうどいい,会おうじゃないかと言う話になり旭川まで出る。
車で1時間ほどだったかな? 約束の時間が4時だったので時間はたっぷりある。
おなかもすいたことだし,旭川ラーメンをひたすら食べまくろうと決めた。このために晩御飯もやめにした。

旭川ラーメン

まず初めに行ったのが旭川ラーメン村と言うところであった。
ラーメン屋がたくさん集まっているところである。その中の一軒で早速ラーメンを頂く。
今までに食べたこと無い味だった。うまかった。魚のダシをとっているのか魚の味がした。
店の人の話では,豚骨と海産物でダシをとってしょうゆ味に仕上げるのが旭川ラーメンらしい。

次にお金をおろすために郵便局を探す。
するとそのすぐそばにまたもやラーメン屋発見。当然入る。
ここではチャーシューメンを頂く。2杯目だが余裕で入る。
ここはさっきの店より魚の味が薄い感じだった。また,チャーシューメンの割にくどくなく,いい感じだった。
しかしさすがに最後は味も何も分からない状態で店を出てきたのであった。


そうこうしているうちに約束の時間が迫っているではないか・・・・
とりあえず旭川の街中を目指し,友達にも無事に会うことができた。
携帯って便利だねぇ。全く知らない場所でも人と会うことができるしねぇ。

しばらく喫茶店で話をして,別れる。
帰りにもう一回ラーメンを食べて帰ろうかと思ったけど,さすがにこれ以上は入らない。やめた。
7時過ぎにYHに戻り,談話室でしばらくYHに泊まっている人と話をする。
どうやら今日は新月らしい。天気もいい。じゃあ星を見に行こうと言う話になった。

昨日通った三国峠方面に行く。
照明も街明かりも無く,最高の星が見えました。 プラネタリウムみたいでした。

あんなに満天の星空はもう見ることはないかもしれません。
とにかくすごい星空です。流れ星なんかそれこそ次から次へと流れていきます。

この後,明日はどうするという話になったら,偶然にも同じ方面(美瑛)に行く人がいた。同乗してもらうことにする。


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