北海道を翔る

~5日目 1999.9.7(Tue)~
釧路川をカヤックで下る



 今日はカヤックで釧路川を下る。カヤックとは一人乗りのカヌーのこと。一人乗りだから,進むのも曲がるのも止まるのも,そして沈(沈没)するのも自分の腕次第。

前日にカヤック用語やカヤックの特性,川の特性,決まり事などをペアレントのカズさんに教えてもらう。今日は朝7時にカヤックの足の位置あわせや, 水に入っても冷たくないようなドライスーツのサイズあわせをする。

9時半頃から屈斜路湖で練習開始。10分位パドル(漕ぐやつ)の使い方を習って,早速カヤックに乗る。習うより慣れろ ってことなんだな,きっと。(でもこんなに早くカヤックに乗れるとは思わなかった)

“頭で考えるのは嫌いだけど,実際に何かするのは得意だぜ,へいへい”

なんていう甘い考えは すぐにでも消え去った。流れのない屈斜路湖ですらカヤックがまっすぐ進まないのだ。進むどころかくるくるその場で回ってしまう。それでもいろいろとテクニックを教えてもらううちに前に進むようになってきた。それでもまっすぐには進まない。ふらふら~ふらふら~と進む程度である。
ちょっとだけ休憩して早速釧路川下りである。釧路川の入り口までカヤックを漕いでいく。 川の入り口でみんな集まり,カズさんの注意を聞く。

「川の入り口にある橋だけど,昔の木の橋の杭が川の底に残ってます。ぶつかって沈しないように!!」
その時私は“大丈夫,大丈夫,前の人が行くとおりに行けば沈しないだろう”なんてことを考えていた。

しかし,次のカズさんの言葉はそんな期待をうち砕く物だった。

「じゃ 最初 あつしね」
「えっ!?」

甘い考えを見透かしたかのような御指名。

カズさんが先に行って,合図の笛を吹く。“ま,しょうないな。いったろやないけぇ。”意気揚々と出発。“おっ,あれが杭かぁ”杭を見つけることはできた。が,

あっ 避けれん!!!ぶくぶくぶくぶくぶくぶく

そう,早速したのである。釧路川に入ろうかどうかというところで速攻の沈である。あ~カヤックが~水筒が~流れていく~。下流にカズさんがいてくれて良かった良かった。あとで聞いたら歴代2位の早さの沈だったらしい。しかし,その後は順調順調。右の画像のような釧路川源流を流れに任せて下っていく。
それにしてもすばらしい自然を満喫することができました。聞こえてくる音は,川の流れと,鳥の羽ばたく音,パドルが水面をとらえる音。まさしく自然と一体化しているという実感がひしひしと伝わってくる。

水面を見ると魚が泳いでいる姿が見えるし,立ち止まれば水が湧いてくるところも見ることができる。また,自分の力で下っているという事実が感動をより深めていたのだと思う。右の写真は,まだまだ最初の頃なのかカメラを見る余裕なんて無かったようです。めちゃくちゃ必死になっていて,腕に力が入っています。
その後も色々な場所で止まり,色々と習ったことを実際にやってみる。右の画像は鏡の間と呼ばれている場所です。水が湧きだしていて,めちゃくちゃ冷たく,そしてきれいな場所である。

しばらくして大自然の中で昼御飯。最高にうまい。こんなこと滅多にできないことである。昼食後,休憩時間に川に流されて遊ぶ。ガキである

他にもいろいろあったのだけど,とにかく感動の連続で,それを文章にするには私の 作文力では足りないです・・・・・。

やってみればそのすばらしさはわかる!!

断言してもいいです。

そんなわけで,午後3時頃ゴール地点に着く。その直前に2回目の沈をしてしまった私は最後のゴールだった。で,カヤックを降りようとしたその時,

ざっぱーん。ブクブクブク。

そう,最後の最後でまたまた沈。最初と最後を締めてしまった。

YGHに帰ってきたのが午後3時半位だったかな?夕食までは時間あるし,温泉行ってアイスクリームを食べに行きたいということで,カヤックに参加した5人で出かけることにした。温泉は屈斜路湖を望むホテルの日帰り温泉に行く。なかなかの絶景でした。湯船に使ってのんびり湖面を眺めていたら,すっかり暖まってしまいました

硫黄山
 くりーむ童話っていうおいしいアイスクリームやさんがあるらしい。その途中で硫黄山のそばを通った。ついでだからよってみる。駐車場も夕方遅くってことで料金いらなかったし。

ここはすごかった。においもすごかったし,蒸気が噴き出している様子もすごい。生まれて初めて地面から蒸気が噴き出す現場を見た。すごいね,地球って。素直にそう思ったよ。


 その後帰ってきて夕食。ミーティングの後カヤックツアー参加者で打ち上げ(単なるビールで乾杯)する。そのうち周りからも参加してきて,最後はカズさんも入ってきて楽しい時間を過ごせました。深夜1時頃まで話をしていて,四国のYHから遊びに来ていたヘルパーさんにコタンの湯と言う露天風呂に連れていってもらう。
1時間くらい露天風呂を満喫し,再びYGHに帰り,またビールを飲む(飲み過ぎである)。でもさ,北海道のサッポロ クラッシクってビールが最高に美味しいものだからついついね。このサッポロ クラッシクって北海道限定で,本州じゃ手に入らない物。私は札幌でクラッシク一箱買って帰りました。


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