ぐるりグランドサークル
~4日目 2008.4.22(Tue)~
グランドキャニオン~モニュメントバレー
- 日の出open
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グランドキャニオン2回目の日の出です。
昨日の経験から、日が出る前は暗くて何も見えず、日出後が綺麗になると分かったので、
今日は日の出15分前にYavapai Point(ヤバパイ・ポイント)に到着するようにした。
日の出直前のグランドキャニオンは、色彩が無くてまるで墨絵の世界。
日の出と共に、陽光がキャニオンに差し込み影が出来る。
光と影、たったそれだけでダイナミックな風景を作り上げる美しさに言葉も出ません。

日の出直後は、刻一刻と壁の色が変わっていき、それこそ1分として同じ風景が無い。
しかし、時間が経つにつれ、その変化具合は鈍くなっていくのが良く分かる。
2泊3日のグランドキャニオン滞在も、そろそろ終わりです。
AM9:00、次なる目的地、モニュメントバレーに向けて出発。
デザートビューでグランドキャニオンを見納めし、ようやくモニュメントバレーへ向け出発です。
普通に走ればビレッジ~デザートビューまでは30分程らしい。
例によって、僕達はノンビリユックリ、ビレッジ出発からデザートビュー出発まで3時間掛かりました・・・。
本当に、本当にグランドキャニオンを満喫しました。
- イーストリムopen
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ビレッジを出発しても、しばらくはグランドキャニオン公園の中を走る。
所々に展望台があり、グランド・ビューポイント、モーラン・ポイント、リパン・ポイント、そして
最後にデザートビューと、折角なので一つ一つ巡ってみた。
各展望台ごとに、グランドキャニオンは違った顔を見せてくれ、飽きることは無い。
グランド・ビューポイントはその名の通り、広く開けた壮大な風景が広がっている。
中でもリパン・ポイントはグランドキャニオンを横から見るのではなく、
縦方向(川の進行方向)を見ることが出来る。(下の写真)。谷底を流れるコロラド川をはっきり見ることが出来る、
貴重な展望台だった。
コロラド川は上流に出来たというダムの影響か、
この深く、豪快な谷を作ったとは思えないほど穏やかな流れのように見えた。
しかし、展望台からの標高差が1km以上あるはずだから、
ホントは激しい流れだけど見えなかっただけなのかも知れない。
- グランドキャニオン→モニュメントバレーopen
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グランドキャニオン国立公園から出ると、それまで豊かだった森は一気に姿を消し、再び砂漠へと突入。
グランドキャニオン国立公園を出て直ぐのAZ64号。今までの高原の雰囲気から一転、砂漠地帯へと入る。

公園を出るとすぐにナバホ族居留地(ネイティブ・アメリカンの居留地)に入り、道路わきでアクセサリーなどを売る店が点在する。
ナバホ族は独自の法律などを持つ、アメリカ合衆国から認められた「独立国家」だとどこかで読んだが
後から開拓してきた西洋人に土地を奪われ、見るからに豊かでは無い土地に住んでいる彼らが、今思うことは何だろうか?
そんな事を考えたりしつつ、30分程でCameron(キャメロン)に到着。
ここからUS89号に入りMoenkopiまで15mile。
MoenkopiでUS160号に入っても、砂漠地帯は続きます。
途中のTuba Cityでマクドナルドを発見したので、遅めの昼食。時間を節約するため、運転しながら食事する。
折角旅行に来たのにマクドナルド??と思わぬなかれ。他に店が無いのだよ。マクドナルドがあっただけでも奇跡的。
それにしても、砂漠のど真ん中でも都会と変わらぬ味を提供するマクドナルド。色々な意味で凄いと思う。
Tuba CityからKayenta(カイエンタ)までは約70mile。
最初っから最後まで地平線が見えそうな砂漠の真中を走ってました。
変わらない風景ながらも、日本では絶対に見ることが出来無い風景のため、飽きることも眠くなることも無い。
運転好きにとって、グランドサークルは移動の時間ですら最高のアトラクションだ。
- Best Western Wetherill Innopen
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グランドキャニオンから砂漠の中を走ること3時間。
ようやくカイエンタの街が見えてきました。
水とビールが底を突いたので、US163号に入ってすぐのスーパーで買い物。
しかし、探せど探せどビールが見当たらぬ。店員さんに聞いて大問題発覚!!
ナバホ族はアルコール禁止との事。当然スーパーでもビールは買えません(泣)。
最高に良い天気、最高のドライブ、乾燥しきったこの空気。ビールが飲めないなんて・・・。
でもしょうがない、それがここのルールなんだから。行く先の文化を学ぶのも旅の一つだ。
と自分に言い聞かせ、不承不承あきらめました。
さて今日のホテルは、このカイエンタにあるBest Western。
他にも数件ホテルはありますが、ここが一番安かったのです。
※今はベストウエスタンとは違うモーテルになっています。
部屋は標準的なアメリカのモーテルそのもの。清潔感もあるし、泊まるだけなら十分。朝食付だしね。
- モニュメントバレーopen
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カイエンタからクルマで30分、モニュメントバレーに到着です。
ここは国立公園ではないので、グランドキャニオンで買った年間パスは使えず、
ゲートで一人$5の入場料を払って入る。
駐車場にクルマを停め、インフォメーションセンター前の展望台からは、
いきなりドーンっとビュート(残丘)が姿を見せる。
とにかく、一言で言ってしまえば「アメリカ西部の風景」だ。
いつか何処かで見たアメリカの映画や西部劇、その風景なのだ。そしてなぜか懐かしさすら感じる風景。
だだっ広い赤茶けた砂漠にポツンポツンと残るビュート達。
実際に見るとビュートの大きさにかなり驚いた。写真で見るのとは違い、本物は迫力満点です。
- バレードライブopen
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モニュメントバレーの中を巡る全長17mile(約27km)のダート道。
色々なビュートを下から眺められ、その大きさを実感できるのが良い。
ガイドブックやインターネットで調べたところ、「ツアーに参加するほうが良い」と
書いてあるのもあったけど、アメリカ人は普通車でドンドン入っていること、
今回借りたレンタカーが4WDなので問題と考え、自分達で気楽に回ることにした。
(レンタカーでダート道を走ると保険は効かない事が多い。念のため。)

上の写真、矢印の先にクルマがいて砂煙を上げて走っている。
このクルマの大きさから、ビュートがいかに大きいかが良く分かる。
高さは300mを超えるものもあるんだとか。
- ジョン・フォード・ポイントopen
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ジョン・フォードと言う映画監督がとても好んで使った場所らしい。
モニュメントバレーは最近でも映画によく使われている。自分が知っているだけでもBack
to the futureⅢやフォレストガンプなどがある。
ちなみに、Back to the futureⅢは初めて映画館で見た映画です。
モニュメントバレーに着いた時、どこか懐かしい感じがしたのはそんなことも影響しているのかも知れない。

右端に小さく写っている人は我が父親。
小さく写っているが決して体格が小さいわけではない。むしろ大きいほうだ。
身長だけでなく体重も・・・!? オッと失礼。
それだけ景色がデカイと言うことです。
- バレードライブ(その2)open
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ツアーのクルマ。視界を良くするため完璧なオープン。砂をモロにかぶりそう。
コンタクトレンズの僕、ツアーにしなくて良かった。
こんな風景にはやっぱりSUVが似合います。今回のレンタカー、フォードエクスプローラー。
見た目はスムーズに見えるダート道。実際は洗濯板みたいにボコボコしてます。
Artist Point(アーティストポイント)。モニュメントバレーは砂漠のど真ん中にあることがよく分かる。
このバーレードライブ、凸凹がかなり激しくスピードを出すことが出来ない。
そのため、27kmの所を2時間45分掛かっての一回りでした。
1時間半のツアーもあるそうだが、どんだけ飛ばすんだ???
- フォレストガンプ・ポイントopen
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映画「フォレスト・ガンプ」で、主人公であるフォレスト・ガンプが走るのを止めたポイント。
旅行から帰って来て2週間後、偶然にもテレビで放送しており、
エンディングに近いところでこの風景を見ました。
マイルマーカー13mileの先にクルマを停められる場所があり、そこから
しばし広すぎるアメリカの大地と、遠くに見る自然が作り上げた驚異の風景を楽しんだ。
なんで砂漠の真中に、この岩だけが残ったのだろう・・・・?
時間が時間(日の入り直前)だけに、逆光になってしまったのがちょっと残念だ。
夕日と真っ直ぐに続く道・・・ふと学生最後の夏に、北海道・美瑛で見た風景を思い出した。
あの頃は“北海道はなんて広いんだ”と、とても感動していたが、アメリカの広さはその比ではない。
- ナバホタコopen
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ナバホ族の伝統料理で、Goulding's Hotel(グールディングスホテル)のレストランで頂ける。
揚げたパンの上にタコスの具が乗っかったような料理で、とても美味しかった。
$10位で、コストパフォーマンスも上々である。そして出てくる量はアメリカそのもの。
目の前に出てくると、その量の多さに先行きが不安になる。
案の定、4人でナバホタコ2つとサラダ2つを頼んだのだが、完食できず。
第二次世界大戦中、アメリカ軍はナバホ語を暗号に使ったらしい。
で、結局、日本軍は最後まで暗号解読に成功しなかった。と、随分前に何かの本で読んだ。
若い頃の読書は沢山するもんだな。何年たっても良く覚えてる。
若かりし頃は何でもドンドン吸収されていった。今はビールだけがドンドン吸収されるなぁ。
あぁ、そのビールすら今日は飲めないんだった・・・。
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