今日の宿泊はBright Angel Lodge(ブライト・エンジェル・ロッジ)です。
昨日のカチーナ・ロッジと違って良い感じのロッジだ。 チェックインカウンターも雰囲気ある。
(カチーナ・ロッジは味も素っ気も無いコンクリ作りだった。)
御土産屋や、レストランも揃っており、ツアー客がお土産を買いにワサワサ来ていた。
客室は決して広くなく、テレビもエアコンも無く、辛うじてヒーターはあるくらいの質素な作り。
でも、遥々グランドキャニオンまで来たんだ。むしろテレビなんて無くて、自然にドップリつかるのも良いものです。
何故、昨日と違うところに泊まったかと言うと、同じホテルの予約が取れなかったからです。
5ヶ月以上も前の11月上旬にネットで予約を取ったんだけどね。
でも、違うホテルに泊まれて、それはそれで面白かったです。
夕日
グランドキャニオンの夕日を見るにはウエスト・リムからが良いらしい。
ウエスト・リムにはシャトルバスでしか行けないが、環境保護のためなので仕方ない。
夕日鑑賞はHopi Point(ホピ・ポイント)を予定していたが、意外と早く到着しそうだったので、
一つ手前のPowell Point(パウエル・ポイント)で下車し、0.5kmだがリムトレイルを歩いた。
ホピポイントに到着したが、人が沢山いてゆっくり出来そうに無かったので、人ごみを避けて
パウエル・ポイントとホピ・ポイントの間のリムトレイルからの夕日鑑賞となった。
ここは夕日が差す方向に視界が開けるため、ホピ・ポイントよりも綺麗だった、と思うのは、
自分達が見た名も無き「ビューポイント」を美化しすぎ、と言うわけでも無いだろう。
ホピポイントから徒歩2分、オススメだ。
明るかったキャニオンから徐々に日が落ち、白っぽかった岩が赤く染まると共に、影が伸び陰陽がはっきりしてくる。
日の入り1時間前〜30分前が、おそらくグランドキャニオンが最も綺麗に見える時間帯だろう。
帰りのバスは大混雑だが、ちゃんと係員さんが「あと何台バスが必要」と無線でやり取りしていた。
バスは無料なのに、みんながバスで帰れるように手配しているようで、何故だか妙に感心してしまった。
夕食
今日の夕食は、ブライト・エンゼル・ロッジの隣にある「Arizona Room」にて食事となった。
アメリカのレストランにしては珍しく、サーモンもあったが、パサパサしてイマイチだった。
ステーキはアメリカの標準サイズ(日本だと超特大サイズ)で、お味もまぁまぁ。
今日は日の出から夕日まで、イーストリムからウエストリムまで、そして上から下からと
グランドキャニオンを思う存分に堪能し、そして体感し、身を持ってその大きさを実感した。
旅の計画を立てている時は、グランドキャニオンで一泊にするか二泊にするか散々悩み、
結果、アーチーズを削り、グランドキャニオンを充実するプランにしたのだが、思い切って二泊にして良かったと思う。
やはり「見るだけ」ではなく、「体感する」ことが何事においても大事だな。