昨日行くはずだった自由の女神が雨のため、今日に変更。
今日は雲ひとつ無い快晴で最高の一日でした。
Subway
ニューヨークの交通手段と言えば、風景の一部にもなっているイエローキャブ(タクシー)と
かつては「汚い」「危険」といわれたSubway(地下鉄)。
汚いだの危険だの言われたのは昔のこと。今では安全で便利な乗り物になっています。
とガイドブックには書いてあった。
早朝深夜は乗っていないので分からないけど、それ以外では実際に安全そう。
駅や列車に落書きなんかは殆どないし、電光掲示板つきの列車もあったりと、
想像していた(悪い)イメージとは大分違ってました。
さて、まず女神様に会いに行くため、ホテルの目の前のPenn Stationから地下鉄に乗り、
マンハッタン島の南の果て、South Ferryまで行きます。
3日目ともなると、段々地下鉄の路線図が頭に入ってきた気がします。
フェリー
South Ferryの駅からバッテリーパークと言う公園を通り、
自由の女神のあるリバティ島行きのフェリー乗り場まで行きます。
ちなみに駅からはフェリー乗り場に行くまで、案内は殆ど無し。
チケットを買うまで15分、フェリーに乗るまで45分の合計1時間ほど待ちました。
これでもチケット売り場には9時頃には着いていたんだけどね。
リバティ島から帰ってきたときには、凄まじい行列になっていました。
自由の女神は朝一番に訪れるに限ります。
フェリーでは「右後方に陣取るのが良い」と聞いていたので、しっかりキープ。
確かに離れて行くマンハッタン(右の写真)と、近づいてくる自由の女神が見れていい感じ♪
ただ、非常に寒い!!真冬にデッキに出るのは。風も強いしさ。
リバティ島
フェリーに揺られ、寒風に吹かれること10分、
自由の女神を真正面に眺めながらリバティ島に到着です。
間近に見る(下から見上げる)女神様は、なかなか凛々しいお顔をしてらっしゃいます。
製作者のお母さんがモデルだとか。
ちょっと怒っているかにも見えるのは気のせいでしょうか?
女神様が右手に持っているのは松明、左手に持っているのは・・・・
そんな問題が出たのはアメリカ横断ウルトラクイズだったかな?
そう、あれは若かりし頃、まだ中学生だったかな。
僕は聖書かと思っていましたが、独立宣言書が正解です。
そういえば、アメリカ横断・・・・の合言葉は、「ニューヨークへ行きたいかぁ?」でしたね。
外国を知らないあの頃、ニューヨークなんて一生行くこと無いんだろう、なんて思ってたな。
それが「国内旅行」でニューヨークの象徴、自由の女神の真下にいるなんて、
人生、何が起こるか分かりませんね。
どうでもいい事ですが、右手にペットボトル、左手に“るるぶ”を持って、恐れ多くも女神様と同じ格好をしたのは、我が家の女神様・・・間違い奥様です。気が付けば、同じようなことをしている人たちがあちらでもこちらでも。しょーもないことすることが好きな人はどの国にもいるみたい。
何はともあれ、暇人二人、何故だか女神様の周りを2周してしまいました。
リバティ島からの風景
リバティ島からマンハッタンが綺麗に見えます。
写真を4枚くっつけて見ました。ちょっと自画自賛、だいぶかっこいい。
グラウンド・ゼロ
ワールド・トレード・センター(世界貿易センター)跡地を訪れました。
最寄の駅は、同時多発テロの影響で今でも使えず、一駅北側で降り、そこから南下する。
途中、イタリアン・ファーストフードで昼食をとり、トコトコ歩くと、
摩天楼の中にポッカリ空いた広い空間。
そこがグラウンド・ゼロ
写真下側の黒いプレートに刻まれているのは同時多発テロで無くなった方の名前。
こんなにも沢山の・・・と、なんともいたたまれない気持ちになりました。
奥に見えるちょっと高いビルは、再建されたWTC7(第7棟)。
高層ビルの建設が決まっているそうです。
高さはアメリカ建国が1776年だったことにちなんで、1776フィート(約541m)になるとの事。
ウォール街
ニューヨーク証券取引所を中心した世界金融の中心地、ウォール街。
世界の歴史にも何度か登場したことのあるこの建物、まさしく世界経済を牽引していると言っても過言ではありませんね。
1929年の世界恐慌、1989年の世界同時株安(ブラックマンデー)など、ここの株価が世界経済に及ぼす影響は計り知れません。
残念ながら今日はクリスマスイブで証券取引はお休みなのでしょうか?
観光客は沢山居たけど、ビジネスマンは皆無。
ニューヨーク証券取引所の向かいにはFederal Hall National Memorialがあります。
ここはジョージ・ワシントンが独立宣言を読み上げた由緒ある建物なのです。
そんな由緒ある建物なのに、入場料は無料です。
コーラスツリー
ウォール街から歩いて10分ほどのイースト川沿いにピア17という、ショップやレストランが集まった建物があります。
そこにも大きなクリスマスツリーがありました。
その辺のツリーとは違って、なんと「歌うクリスマスツリー」なんですよ。
コーラスツリーと言って、オジサン達がクリスマスソングをアカペラで歌うのです。
真ん中の赤い集団がオジサン達です。
Bir Apple Chorusと言うコーラス隊で、趣味でやっている方々です。
趣味でやっていると言っても、コーラスはかなり本格的なもの。
ちょっとやってみよ、なんて気持ちでは入会出来なさそうなくらい、素晴らしい出来栄えです。
クリスマスシーズンの金曜日の午後6時と7時、土日の午後3時と4時にやってます。
BMW
ピア17からニューヨークのBMWを見ることが出来ます。
BMWって一般的にはクルマですが、ニューヨークでは橋の名前の頭文字でもあります。
マンハッタン島からブルックリンへ渡る橋を南から北へ順に並べると、
Brooklyn Bridge(ブルックリン橋)、Manhattan Bridge(マンハッタン橋)、Williamsburg
Bridge(ウイリアムバーグ橋)となり、
頭文字をとってBMWと覚えるのです。
これも写真をくっつけてみました。ついでに橋の名前も入れました。パソコンって色々と出来るもんですね。
さすがにこの時期は寒くて、ゆっくり見てられませんが、
夏の夜などは、ライトアップされたBMWを眺めながらビールでも、なんて最高ですねぇ。
クリスマスイルミネーションツアー
今回のニューヨーク旅行は個人旅行ですが、
この時期ならでは と言うことで、クリスマスイルミネーションを見て回るツアーに申し込みました。
ディナー後、ニューヨーク証券取引所のツリーを見て、スタテン島行きのフェリーから自由の女神と
マンハッタンの夜景を眺め、ブルックリンの住宅街のイルミネーションを見て回るというツアー。
ディナー
今日のディナーはステーキもしくはロブスターです。
昨日もステーキでしたが、今日もステーキにしてみました。
折角なので(み)はロブスターにして半分ずつすることに。
うーん。残念なお味だ。ステーキもロブスターも。
ニューヨーク証券取引所のクリスマスツリー
今日2回目のニューヨーク証券取引所。
ツアーでここに来るって知らなかったんで、昼間にも来ちゃったんです。
ここはクリスマスツリーの隠れた名所だと思いました。
ロックフェラーとは比較にならないほどの混雑度、と言うか、ヒトあまりいないし。
写真も好きなだけ、好きな角度から、思う存分撮れるし。
ツリーとアメリカ国旗のイルミネーションがマッチしてて、綺麗ですね。
クリスマスツリーと国旗のイルミネーションが一緒に見れる貴重なポイント。
このクリスマスツリー、なんと有名なロックフェラーのよりも長い歴史を持っているそうです。
スタテン島フェリー
本日2度目のSouth Ferry駅から、スタテン島行きのフェリーにのります。
是非とも、進行方向右側&後部を確保しましょう。
途中、ライトアップされた自由の女神と、マンハッタンの夜景が綺麗に見えます。
なんとこのフェリー無料です。
自由の女神の近くを通るし、夜景も見れるし、実はお得なフェリーなのです。
ブルックリンの住宅街
スタテン島からバスでブルックリンの住宅街へ案内してもらいます。
多くの住宅の中でも最も華やかな一帯へ連れて行ってくれます。
なんでもこの一帯は派手好きなイタリア系の人が沢山住んでいるそうで、
どんどん派手になっているそうです。
それにしても、ほんの2ブロック程ですが、綺麗すぎです。
まるでテーマパークだ。イルミネーションを楽しむテーマパークと言っても過言じゃないくらい。
一軒だけじゃなくて、何軒も続くってのが凄いですね。
このイルミネーション、飾り付けをする専門の業者がいるのです。
基本的にはお金持ちだから出来るんですね。そういえば、家も相当大きかったなー。
ディナーは残念で、ディナー無しのツアーで良かったかなと思いましたが、
他は効率良く連れて行ってもらえたので、まぁ満足です。
エンパイアのライトアップ
ツアーはホテルからちょっと遠いところで午後11時頃解散。
段々、街の雰囲気も分かり、大通りならこの時間でも安心だということが分かってきた。
なので、ブラブラ歩きながら、凝りもせず街のイルミネーションを見て歩いた。
ちょうど、ブロードウェイトと34thの交差点(Macy'sの前)からエンパイア・ステート・ビルの
ライトアップが綺麗に見えました。
このライトアップの色には理由があって、クリスマスのこの時期は
クリスマスカラーということで赤・白・緑です。
7月4日の独立記念日には星条旗の色に合わせて、赤・白・青になります。
全部で何種類のパターンがあるのか知りませんが、相当沢山のイルミネーションパターンがあるそうで、地元紙には「今日のエンパイアのライトアップ」が掲載され、色の意味も紹介されるそうです(とツアーのガイドさんが言ってました)。新聞名は忘れちゃいました。
次に見るときは何色になっているか、楽しみです。
そんなこんなで、ホテルへは深夜0時を回った頃に帰りました。
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