ヨセミテ国立公園
朝7:30、Mercedのホリディ・インを出発し2時間ちょっとでヨセミテ国立公園に到着。
週末は駐車場を探すのも大変なくらい混むらしいけど、今日はガラ空き。平日だから?
駐車場にクルマを停めたら、あとは公園内を循環するバスで移動です。無料です。
アメリカの国立公園では、いちいちお金取るなんてケチな事しないようだ。
去年行ったグランドキャニオン、ザイオン、そして ここヨセミテ、どこでもバスは無料だ。
で、とりあえず公園の雰囲気と全体の距離感を掴むため、グルリと一周回ってみた。
一周で約1時間。ビジターセンターで貰った地図と車窓風景を見比べるうちに、
ヨセミテバレーの地理が見えてくる。サイクリングしている人が結構いるように、
そんなに広くなく、アップダウンも多く無い。自転車を借りて回るのも良さそうだ。
バーナル フォール トレイル
バスでバーナル・フォール・トレイルの出発地まで移動。
この往復4時間のトレイルはヨセミテで一番メジャーらしい。
前半は舗装されたトレイルで、アップダウンがあるが
そんなに大変でなく、お喋りしながら歩く事ができる。
しかし、滝が見えてからは柵はあるものの急坂で、
しかも断崖絶壁のトレイルだ(写真左)。
トレイルを登りきると、滝の上からトレイルを一望できる。
あぁ、あんな下から登ってきたんだなー、頑張った自分に
御褒美をあげたい。そんな気分にさせてくれる。
まぁ、滝は下から見たほうが虹も掛かってて綺麗だったかな(写真右)。
バレー ビュー
手前には清流マーセド川、左の絶壁はエルキャピタンと呼ばれる世界有数の一枚岩、
右の壁にはうっすらとブライダルベール滝。某有名ガイドブックでヨセミテは
「神々の遊ぶ庭」と案内されていたが、まさに神々しいまでの風景です。
訪れたのが17時前だったが、太陽の光が正面から当たり、影も無い綺麗な風景となった。
ヨセミテバレーが西側を向いているので、午後の方が綺麗な風景が見えるんだろう。
朝早い時間帯に観光客が少なかったのは、そんな事が理由なのかも知れない。
ここはバレーシャトル(無料バス)も来ないし、
車で来るにしても、何の案内看板も立ってない為か意外と空いている。
グーグルマップで見てみると、林の中にポツンと駐車場が出てくることが良く分かる。
トンネル ビュー
ヨセミテ国立公園を紹介するときに絶対出てくる風景、トンネル ビュー。
写真よりも何倍も何十倍も綺麗だったんですよ、本当は。
ヨセミテバレーには沢山の人がいて、道路があって、建物があるはずなのに、そういう
人工的なものが全く視界に入ってこない。見えないように工夫しているとか。
いつかどこかで読んだ本に書いていました。
地球温暖化対策はやる気が無いアメリカ。でも、国立公園保護への力の入れ方は凄い。
どこの国立公園でも派手な看板なんて無い。もちろん自販機なんて絶対に無い。
ガケに手すりすら無い所すら沢山ある。
アメリカの国立公園では「自然は自然のままに」が徹底されている。
グレーシャー ポイント
トンネルビューから峠道を駆け上がること1時間、グレーシャーポイントに到着です。
ハーフドームに当たる夕陽が綺麗。
眼下には午前中に歩いたバーナル滝などのヨセミテバレーの風景が広がります。
標高差が1000mもあるので、全てが豆粒みたいにしか見えないけど。
ここの標高が2200mもあって真夏なのに寒いのですよ。風も強かったしね。
アメリカ人の中にはTシャツの人も居たけど・・・平気なのかな〜?
その後、南口を出た先にあるベストウエスタンが今日のホテル。
バレーからホテルまで小一時間掛かって、そのほとんどがヨセミテ国立公園。
ヨセミテ国立公園って、とっても広いんですね。
ベストウエスタンはコインランドリーや、夜10時頃まで開いているレストランがあったりして、便利なホテルでした。
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