ぐるりグランドサークル
〜7日目 2008.4.25(Fri)〜

ザイオン〜ラスベガス

キャニオンオーバールック
Canyon Overlook

まずは、キャニオン・オーバールックへ向かう。
トンネル抜けてすぐの駐車場はいつも一杯だと聞いていたが、
日ごろの行いがよかったのであろう、無事に停められた。
ここに停められないと、ちょっと先に広い駐車場がある。

往復1.6km、標高差50mの簡単なトレイルの割には息を呑む絶景。
風景が余りにも大きく、写真では分かりにくいけど、崖の標高差は数百mにも及ぶ。やっぱり、ここでも柵は最低限しか無い。落ちるのも、ギリギリまで攻めてスリルを味わうのも、自己責任ってことか・・・。

ザイオンロッジでランチ


Zion Lodgeでランチ

ザイオンのメインが集まっている所はクルマでは入れないので、ビジターセンターにクルマを停めて、
バスで移動する。グランドキャニオン同様、無料なのが嬉しい。

ザイオンの中で昼御飯が食べれるところと言えば、ザイオン・ロッジ位しか無さそう。
カフェテリアはそれなりにリーズナブルだったし、(アメリカにしては)お味も悪くない。

天気も良いし、気温も暖かいし、ヨーロッパのアルプスを彷彿させる(行ったこと無いけど)断崖絶壁を
見ながらの昼御飯は、なんだかちょっとリゾートな感じ。
ザイオンロッジに泊まって、ここでユックリ過ごすのも良いかな、そう思わせる雰囲気でした。

落ちないようにねロッククライミングする人

 
ロッククライミング

ザイオンはロッククライミングのメッカです。
あ、別に自分がしたわけじゃ無いけどね。自分がすると間違いなくチビリます。
左の写真の赤円内に4人張り付いてます。命を掛けて楽しむ彼らに尊敬すら感じます。

バスの運転手が「左の壁に・・・3人組が」とか、「右側にもいますねぇ・・・3人・・・いや4人」
などと教えてくれる。

「下から上まで行くのに、1泊2日は必要なんだよね。寝るのもロッククライミングの途中なんだけど、世界で一番グレートな寝心地なんだろうな。」などと、ガイドさんばりに案内してくれる。

ザイオンのナローズ
The Narrows

ザイオンで最も有名なトレッキングコース。
「バージン川をザブザブ歩く、他に類を見ない楽しいコース」と、ガイドブックには書いてある。

ナローズへ続くRiverside Walkと言う、舗装された平坦なトレイルを30分程歩くと、
ナローズ入り口へ到着。でも、水量が多いので、今日はトレッキングは禁止との事。
ま、4月下旬のこの時期、水はマダマダ冷たかったので歩くには相当気合がいるだろう。

Riverside Walkにはリスが沢山いたけど、どいつもこいつも人間慣れしてる奴ばっかり。
全く逃げる気配はありません。
禁止されていても、餌をあげる人が多いんだろうなぁ。

国立公園内で野生の動物に餌をあげると、最高$5000の罰金らしい。

そんなこんなで、そろそろザイオンを出発する時間が迫ってきました。
ザイオンを出発するって事は、事実上、グランドサークルの旅の終わりが近いって事です。
今までに見たことの無い雄大な風景・幻想的な風景を十分に堪能できて、大満足です。

満足すれば満足するほど、名残惜しいものです。でも、時間は限られています。
ザイオン南口そばの駐車場から、最後のパノラマ写真を撮ってザイオンを出発しました。

ザイオン南口付近からの風景

ザイオンからラスベガスまでは2.5時間。
例によって砂漠の中を走るけど、これまで十分堪能してきたから、今更新鮮さは感じない。

それでも、この道はもう二度と通らないかも知れない。
この風景は一生見れないかも知れない。
そんな事を考えながら走っていると、あっと言う間に時間が経った気がします。

それでも、ラスベガスの街が見えてきたときは、さすがにホッとしました。

ラスベガスのベラージオホテルの噴水
Bellagio Hotel

再び、ベラージオの噴水ショーです。
写真は1日目と変わり映えしないけど、何度も見る価値があるショーだ。
なんでもこの噴水ショー、全部で20種類以上のバリエーションがあるとか。

あまりにも素晴らしいショーだったので、思わずデジカメで動画を撮りました。
デジカメと言えど、ちょっとしたビデオがわりになるんですね。
本当は全景を撮れれば良かったんだけど、それでも素晴らしさの一端は感じられるかと思う。
ベラージオの噴水ショー その1(4.3Mb wmv形式)
ベラージオの噴水ショー その2(8.0Mb wmv形式)

さて、夕食はベラージオホテル内のバッフェ。結構なお値段($35位)だが、
何でも揃っていて、お味も悪くないです。エビやカニなどもあるし、
ムール貝なんかもあるし、久しぶりに海鮮を思う存分食べ大満足。

噴水も食事も楽しませて頂きましたが、泊まったのはモンテカルロ。
モンテカルロも決して悪いわけじゃなく、我々にしては高級ホテルだ。

ホテルの予約は直接ホテルのホームページでも出来ますが、
英語はちょっと・・・と言う方はここのサイトなら日本語で予約できるので便利です。

ラスベガスと言えば、カジノ!! 一攫千金を狙った戦績は・・・一時は軍資金の3倍位まで増えたんだけどねぇ。
まぁ夢を買わせて頂きましたって事で。

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