サンフランシスコ・ヨセミテ旅行記
〜5日目 2009.8.8(Sat)〜
サンフランシスコ

 8時半にホテルを出発。
快晴の空の下、サンフランシスコへ向かう。
サンフランシスコの坂

サンフランシスコの坂
噂には聞いていたサンフランシスコの坂道、想像以上。

チェックインには時間があるが荷物を預かってもらうため、ホテルの横にクルマを停める。
(写真のように)坂道に直角に停めたので、クルマのドアを開けるのも重くて大変だ。
ドアを開けたら開けたで、重力でドアが閉まってくるので、油断してるとドアに挟まれそうだ。

日本ならクネクネの峠道にするであろう斜面も、アメリカ人はまっすぐな道が大好きなのか、
とにかく丘のてっぺんまでドーンと直線の急坂を作ってしまいました〜って感じ。

それにしても、なんでこんなに坂が多い所に街を作ったんだか?
他に土地は幾らでもあるだろうにね。
パウエル駅のケーブルカー
ケーブルカー(パウエル駅)
サンフランシスコでは、ケーブルカーとバス・電車を使う予定なので、レンタカーを返却する。
レンタカーを返している間に、(み)と両親にケーブルカーのチケットを買いに行ってもらう。

僕達はケーブルカーの回転場所の右側にあるチケット売り場で、3日券($18)を買った。
ケーブルカーが1回5ドル、MUNIのバスと路面電車(Fライン)が1回2ドルなので
モトは十分取れるだろう。他にも1日券や7日券もあるようだ。

ケーブルカーのチケットはスクラッチ式になっていて、使う日付を自分でコインで削る
とっても画期的?なチケットでした。

さすがに週末だけあって、パウエル駅の乗り場は大混雑している。1時間弱待ったのかな?
停まっているケーブルカーに乗って記念撮影したり、近くの店に交代で入ったりしてるうちに、
時間はアッと言う間に過ぎて行きます。

出発を待つケーブルカー ケーブルカーはステップにも立つ事が出来ます ステップ最前部に立つ
出発を待つケーブルカー。
記念撮影するには最高のタイミング
ステップにも人が溢れてます いつの間にかステップ最前列に
立っていたお父さん

フィッシャーズマンズワーフ
フィッシャーマンズ ワーフ
乗ったケーブルカーはパウエル−メイソン線で、片道30分はアッと言う間に過ぎた。
終点に着いてから、トコトコと海に向かって歩くとデカイ蟹の看板が見えてくる。
フィッシャーマンズ ワーフです。

サンフランシスコに来たからにはクラムチャウダーを食べる。わけも無く決めていた。
蟹の看板を右に曲がったら、そこにBoudin(ボウディン)と言うパン屋があった。
(み)が言うには、結構有名な店だとのこと。
(み)はこういう類の情報にめっぽう強いのだ。

酸味のあるパンの中がくり抜かれ、そこにクラムチャウダーが溢れんばかりに入っている。
パンだけ食べても酸っぱくて美味しくないけど、
パンをスープに浸して食べると、パンの酸味とスープの味が絶妙にマッチして美味い。
ロンバートストリート
ロンバート ストリート
坂の街であるサンフランシスコの象徴(?)、世界一曲がりくねった坂道と言われる
ロンバート ストリートに行きます。

パウエル−ハイド線のケーブルカーに乗って、急坂を上りきった所の停留所で下車。
ケーブルカーを降りた所が曲がりくねった坂道の入り口で、
自分の車で下りたいドライバーが列を作り、一帯は大渋滞で警備員まで立ってる。

坂の上から見ると、見事なまでのヘアピンカーブの連続だ。
直線道路が好きなアメリカ人でも、流石にここは真っ直ぐに作ろうとは思わなかったらしい。

歩行者は車道の両側にある歩道を使って降りる。道路沿いには花が植えてあって綺麗。
歩くと坂の傾斜具合が良く分かる。
ヨセミテのトレッキングコースを思い出すと言えば言い過ぎかも知れないが、それ位の急坂だ。
フェリービルディング
フェリービルディング
またまたケーブルカーに乗って、パウエル駅まで戻り、路面電車(Fライン)でベイブリッジ近くにあるフェリービルディングに向かいます。

フェリービルディングの中には、チーズの店やチョコレートの店、そしてキノコ専門の店まで。
他にもカフェやレストランもあって、大変な賑わいとなっていました。

女性陣はキッチン用品店「Sur La Table」で、しばしお買い物タイム。
国が変わればキッチン用品も変わるのか、もの珍しいモノが沢山揃っているようです。

キッチン用品店を初めとして、フェリービルディングは市民向けの店が多いように感じる。
ピア39は観光客向けの店ばかりで、騒々しいが、ここは落ち着いた感じがして良い。

路面電車(Fライン)
サンフランシスコで見かけた路面電車たち。他にも沢山の種類が走っていて、まるで鉄道模型の世界だ。
車内には、その車両の説明が書いてあって、どれも何十年も前に作られた車両だった。
右から2番目のオレンジ色の車両は、イタリアのミラノから来たそうだ。
サンフランシスコの路面電車1 サンフランシスコの路面電車2 サンフランシスコの路面電車3 サンフランシスコの路面電車4 サンフランシスコの路面電車5

ケーブルカー(カリフォルニア線)
この後、ピア39まで行って、ちょっとお土産を探す。一番先っちょからはアルカトラズ島が見える。
また、ゴールデンゲートブリッジも見えるらしいが、今日は霧がかかっていて全く見えない。
初日に、あれだけ綺麗に見えたのが嘘のように濃い霧だ。
それを思うと、あれだけ綺麗に見えたのはラッキーだったと言えるだろう。

ケーブルカー(カリフォルニア線)
ホテルはカリフォルニアストリートとメイソンストリートの交差点にある「マーク・ホプキンス」。
ちょうどパウエル-メイソン・ハイド線とカリフォルニア線が交わる所にあって、
どちらの路線を使ってもホテルには帰れて便利そうだという事で選んだ。

フィッシャーマンズ ワーフからケーブルカーに乗ると混雑してると予想し、
Fラインでエンバーカデロまで戻り、そこからカリフォルニア線に乗る事にした。
予想は見事に的中。2,3組が待ってるだけ。
あまりにも少なくて、一瞬「もう終電が行っちゃったのか?」と心配になったくらいだ。

空いていたので座る事も出来たんだけど、嬉しがってステップに立つ。
ステップに立っていると、風を感じて走るのが気持ち良くて病み付きになってしまうのです。

中華街で夕食
ホテルにチェックインして、カリフォルニア通りを3ブロックほど下るとそこは中華街(チャイナタウン)。
下り坂なので歩いて行くことにした。
ホテルの周りは欧米的な高級感が漂っているが、たった数ブロックで一気にアジアな雰囲気に変わるのが面白い。

さて、僕達がアメリカで旅行するときに、アジア系のレストランを選ぶ基準は「アメリカ人が沢山入ってない店」である。
店が小さくても綺麗でなくとも、出身国(中華街なら中国人)の人が沢山入っている店は、
アメリカ人向けの味付けになっておらず、それなりに美味しい(ハズ)。
アメリカ人向けに甘く味付けされた店は僕達には合わない。

今回もメイン通りと思われるGrant Aveを見て歩き、店の中を覗き見てBow Honと言う店に決めた。
店は小さくテーブルは10台ほど。結構美味かったと思う。チンタオビールも飲めたし・・・

勿論、帰りはケーブルカー。たった3ブロックとはいえ、歩いて登るには辛い急坂なのです。
インターコンチネンタルホテルからの夜景
マークホプキンス インターコンチネンタル ホテル
サンフランシスコは沢山ホテルがあって、しかも、どこも高い。
ニューヨークに次いで、全米で2番目にホテル代の高い街と聞いた事がある。

散々迷った挙句、ホテルはインターコンチネンタル・マーク ホプキンスに決めた。
決め手は立地条件が抜群に良いこと。ちょうどキャンペーンもやっていて安かったし。
南北(パウエル−メイソン・ハイド線)と東西(カリフォルニア線)のケーブルカーの路線が
交わるノブヒルと言う場所にあって、中華街も近い=夕食後、スグにホテルに帰れる。
高級住宅街なので治安も全く問題無しです。

両親の部屋は最上階、僕達の部屋も上から3つ目の部屋を取ってくれたので夜景も綺麗。
部屋は広くは無いですが、大都会のホテルにしては広いほうなんだと思います。


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