Non DAILY IOWAN
2006.8.20(Sun)〜2006.12.9(Sat)
第10報
:2006.11.24
〜Driving of Iowa state〜
サンクスギビング休暇の間、
クルマを借りてアイオワ州を走りまわります。

高速を沢山使うので、V6・3000cc位のクルマです。
トルクがあって、走りやすいクルマでした。
アイオワシティから30分位のところにある
Amana Coloneis(アマナ・コロニー)です。

1850年頃にドイツ人が開いた街です。全部で7つの集落があります。
今でも、工芸品や生活を昔と変えず生活をしています。

アマナ・ワインが有名で、小さな集落なのに2,3件のワイナリーを
見つけることが出来ました。試飲も出来ますが、試飲する前に
“Do you have a ID?”と聞かれました。
お酒に関する年齢制限はかなり徹底されています。

チョコレート屋なんてのもあります。
入ってないけど、チョコレートしか売ってないのかな?
アイオワシティから東へ1時間弱の
Davenport(ダベンポート)の郊外です。

どこまで行っても畑しかありません。
畑の中にポツンと一軒の家が見えます。
隣の家まではkm単位で離れていそうです。

何時間走っても、同じ風景が広がります。

ダベンポートはミシシッピ川に接しています。
つまり、この街の向こうはイリノイ州になります。
ダベンポートのミシシッピ川は思ったよりも川幅が狭かったので、
広いミシシッピ川が見たくて、アイオワ州の南東の端の街まで来ました。

Fort Madsonという小さな街です。
アイオワシティ以上に何も無い街です。

昔の駅だったところが歴史博物館みたいなのになっています。
入る時間が無かったのがちょっと勿体無かったです。

もうちょっと南へ行くとミズーリ州に入ります。
見たかった“広い広いミシシッピ川”です。

まるで湖のような大きさです。
かなり大きな貨物船が行き来しているのが見えました。

自動車や飛行機が発達した現代でも、
ミシシッピ川はアメリカの重要な流通経路となっているのでしょうか?
アイオワ州の州都、Des moines(デモイン)にある州議会堂です。
入るときは飛行場のような金属探知機を通らなくてはいけません。

ドームはアイオワシティにあるOld Capitolと同じピカピカの金です。
ガイドさんに“アイオワで金が取れるのか?”と聞いたら、
“Import”だとの事です。海外からの輸入なのか、
アイオワ州外からの輸入なのかはよく分かりません。

ガイドは、2Fのインフォメーションセンターで申し込めば、
ガイドさんが議事堂内を案内してくれます。
議会場です。同じような部屋がもう一つあります。
正式な名称は分かりませんが、参議院と衆議院のようなものか。
あ、ここはアメリカだから上院と下院と言うんかいな。

外見だけでなく、建物の中も歴史を感じさせる造りとなっていて、
ナカナカ見ごたえのある建物です。

入場料なんてケチくさいものはアイオワには無く、
駐車場からガイドまで全て無料というのも嬉しいです。
デモインはアイオワシティにはない高層ビルがあります。
9月にシカゴに行って以来、実に3ヶ月弱ぶりにビルを見ました。

デモインは保険の会社が沢山ある街だとかで、
保険会社の本社がアメリカで一番沢山集まっているそうです。

確かに東西に走るインターステイトハイウェイと、南北に走るのが
デモインで交差しており、物流の面では申し分ない立地条件です。

残念ながら日系の企業は無く、日本人は少ないと聞きました。
映画マディソン郡の橋で有名な橋の兄弟です。

映画で使われた橋ではありません。
映画で使われたのも、こんな格好をしていたと思います。

特に好きな映画でもなく、
ハイウェイのジャンクションを間違えてしまい、次の出口で降りたところ、
看板があったのでとりあえず行ってみました。
デモイン郊外の牧場です。

話題沸騰中のアメリカの牛さんです。

西へ来ても、やっぱり変わらない風景です。
アイオワシティの北に来ても、やっぱり変わらない風景です。

ひたすら真っ直ぐな道と、ひたすら広がる畑です。

結局、アイオワ州の東西南北と走り回りましたが、
噂どおり、畑しかありません。

日本では見られない、途方も無い広さの畑には言葉を失うばかりです。
地図で自分が走ったところを見てみると、
アメリカ全体に対して、ホンの米粒くらいにしかなりません。
大きい国だなぁと、今更ながら、しかし身をもって体験できました。
アイオワシティに最も近い都会?、Ceder Rapids(シーダーラピッツ)です。

ただ、特に何があるわけでも無く、普通の街です。


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