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それにしても寒かった。
気温一桁突入らしい。吐く息が白い。
“そのうち暖かくなるだろう”
そのうち=太陽が昇ったら
当たり前である。太陽が昇らないと暖かくならないのである。
で,その日の出を私は見に行っているのである。暖かくなる前に帰ってくるのだ。
そんな簡単なことが分からなかった私が馬鹿だった。
なんとサンダルで見に行ってしまった。当然足は凍えるに決まっている。
朝日が綺麗だったから救われたが・・・・・・
今日はサッポロ行ってラーメンを食べまくる予定だったが,天気があまりに良いので美瑛に行って写真を少し撮ることにした。
朝食後少しのんびりしてから出発する。
すっかり走り慣れた国道を北へ向かい,再び美瑛へ。青い空に緑の丘陵
やはり美瑛はこうでなくっちゃ!!
右の画像は美瑛の写真で一番のお気に入り。
クリックするとおっきくなります。“美瑛で車を入れた綺麗な写真を撮る”
北海道旅行前は美瑛の目的はそれであった。
(すっかりそんなこと忘れていたが・・・)
この近くに駐車場がある。
そこに車を停め,しばらくボーっとする。
思えば北海道,のんびり過ごすことに慣れたな。北海道上陸時には暑かった風も,
少しずつだけど秋の風へと変わりつつある。
それだけ北海道にいたんだなと今回の旅を振り返る。あまりのんびりしているわけにもいかないので,
正午ごろ美瑛を離れる。
いくつかの峠を越え新千歳空港へ。
お土産を買い,飛行機を少し眺める。
次は札幌である。
札幌と言えばラーメンでしょ− やっぱ
でもガイドブックに載っているラーメン屋じゃつまんないよね。
“観光の本に載ってないけど,旨いラーメン屋に行きたい”
一昨日の夜,ポテトの丘YHでそんな話をしたら,
札幌から来ている人が,友達に電話して聞いてくれた。
しかも一緒に地図を開いて探してくれた。
ホントに感謝,感謝です。ありがと。
美瑛でゆっくりしすぎたので時間が無くて一軒しか行けなかった。
リストは次に備えて大事に取っておこう。
で,そのラーメン屋でビールの安い店を聞いて,サッポロクラッシクを一箱と6本買って帰る。
21:00頃,いよいよ苫小牧港に到着。
乗船手続きを済ませ,食料の調達に行く(フェリーの飯は高いんだ)
行きは記念と思って船で食べたけど,帰りはそんな気にもなれなかった。
北海道を離れることで,かなりブルーだったから。
23:45分離岸。
いよいよ北海道との別れである。
満足感でいっぱいである。
屈斜路原野YGHとポテトの丘YHで一緒だった人が,帰りのフェリーでも一緒だった。
なんという偶然。
その彼と遅くまで想い出話に花が咲いた。
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