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1台目のトレノを手に入れるときも,2台目のソアラを手に入れるときも,名義変更を自分でやってみました。
業者に頼むと2,3万円掛かる費用も、自分でやれば3000円くらいです。
やってみると、意外と簡単なんです。これで数万円が浮くならやってみる価値は十分にあります。
では必要書類を以下にずらずらと書き並べてみます。
これは新所有者が自分で運輸局(旧陸運局)に行って登録する場合です。
自動車の登録は住民票のあるところでしかできないので,
もし今住んでいる所と住民票のある住所が違うようであれば,住民票を移しておきましょう。
新所有者の用意するもの |
旧所有者の用意するもの |
申請書
運輸局に行ってもらってきます。
自分で"申請書の例"ってのをよく見て間違えないように書きましょう。
結構面倒です。初めてだったらどう書いていいか分からないと思いますので,運輸局で書いちゃった方がいいと思います。
失敗したらまた運輸局まで行かなくてはいけないので面倒です。
初めから失敗してもいいように何枚かまとめてもらうのも一つの手です。
車庫証明
車庫証明は車庫のある場所の警察署で登録します。
よって隣町に駐車場を借りる場合, 隣町の警察署に行きます。
車庫証明の取り方は次の通りです。
申請書(警察署に行けばもらえる)に必要事項を記入します。
私の行った警察署の人はとても親切で,記入の仕方を事細やかに教えてくれました(くどいくらい)
車の形式とか大きさも書かなくてはいけないので,旧所有者から車検証のコピーをもらっておきましょう
駐車場の大きさ等も書かなくてはいけないので,メジャーとかで計りましょう。だいたいでいいと思います。
保管場所が自分の土地ではない場合,"保管場所使用承諾書"っていう舌の噛みそうな長ったらしい書類を,
駐車場の持ち主に書いてもらうことになります。
保管場所が自分の土地の場合は詳しく知らないのですが,なんとかって言う書類に必要事項を書くみたいです。
(すいません。警察の人に聞くと教えてくれると思います。不動産屋とか大家さんに書いてもらう事になります。)
保管場所の所在図って言うのは駐車場がどこにあるか書きます。
これは地図のコピーでもいいそうです。図書館とかに行ってコピーすると楽です。
でも,私はそれすらめんどくさくて適当に手書きしたらそれでOKでした。場所が分かればいいみたいです。
配置図って言うのは駐車場内のどこにとめるかって言うのを書きます
で,"申請書","保管場所使用承諾書","保管場所の所在図と配置図"の3点セットを持って警察署に行きましょう。
申請料(2500円だったと思う)のために印紙を買って,それを張って提出すればOKです。
後日警察の人が駐車場を見に来て,申請通りであれば一週間(浜松の場合)で車庫証明が発行されます。
実印
実印はどんなハンコでもいいです。500円位のハンコを"実印だっ"って登録しちゃってもいいみたいです。
でも,ハンコ屋さんでちゃんとしたのを作ってもらいましょう。
実印を住民票のある市役所に登録します(すでにしてあればなにもしなくていい)。
市役所でハンコを登録したらそれが国が認めるハンコになります。それで土地や家が買えます。
もちろん売るときにも使います。悪用されないように大事に保管しましょう。
車の登録に使う実印はこの登録した印鑑を使わなくてはいけません。
印鑑証明書
実印を登録したら印鑑証明書って言うのをもらいます。300円位?(手数料みたいなものです)
その印鑑がその人の正確な印鑑ですよっていう証明書です。
登録時用いるハンコと印鑑証明のハンコが違えば車は登録されません。
車の車検証
これを運輸局で書き換えてもらいます。もちろん車検が残っていることが必要です。
もし切れていたら先に車検を通してから名義変更する事になります。
譲渡証明書
車の持ち主が"車を譲りますよ"っていう証明書です。運輸局に用紙があります。
旧所有者に書いてもらいます。実印も押してもらいます。
納税証明書
名義変更には必要ないのですが後々トラブッたりするので,旧所有者からもらっておきましょう。
車検の時に必要になります。
自賠責証明書
これも名義変更には必要ないのですが,必ず旧所有者からもらっておきましょう。
確かこれも車検の時に必要だと思います
委任状
旧所有者が一緒に運輸局に行けない場合,書いてもらいます。
"私はこの人に登録を任せます"って趣旨の書いた用紙を運輸局でもらってきて,旧所有者に
住所等を書いてもらって,実印を押してもらいましょう。
以上のものがそろえばいよいよ名義変更です。
旧所有者から車を譲り受け,そのまま自分の住んでいる地域を管轄している運輸局に乗っていきます。
まだ他人の車です。いつも以上に安全運転で行きましょう。
それから一応実印は持っていく方がいいと思います。
工具も持っていきましょう。私はマイナスドライバーがなくて近くの兄ちゃんに借りましたが・・・
それと筆記用具と現金(多めに)も持っていきます
運輸局に着いたら,まず申請書の提出窓口に書類一式を提出します。
15分から30分くらい(日によって変わるみたい)で仮車検証が発行されます。
もし他県ナンバーだったら自動車税を払います。同じ都道府県内で名義変更するときは払わなくていいです。当人どうして話し合いましょう。
もし年式の新しい車を登録するのなら取得税と言う税金がかかります。新しければ新しいほど税金は高いです。
ちなみにトレノ号もソアラ号も古い車だったので,税金はかかりませんでした。
仮の車検証が発行されたら,今までついていたナンバープレートはをはずします。
前のナンバープレートはドライバーで簡単に外れます。
後ろは封印がしてありますが,それをぐりぐり壊してナンバーをはずしてやります。
なかなか外れにくいですが,無理矢理はずしましょう。
もし旧所有者と同じ管轄の運輸局に行ったならナンバーは変わらないのでそのままにしておきます。
仮の車検証と古いナンバープレート(ナンバーが変わらない場合は仮の車検証のみ)を持ってナンバープレート担当の窓口に提出します。もしナンバーが変わるようなら新しいナンバープレート代を払います。2000円位?もっと安かったかも?。
新しいナンバープレートをもらったら再び自分の車に戻り,ナンバープレートを前後につけます。
ナンバーの変わらない人はそのまま手ぶらで自分の車に戻ります。
車を指定された場所に持っていってボンネットを開けて係員が来るのを待ちます。
係員の人がきて,車の登録番号を確認したらナンバーに封印をしてもらい,新しい車検証をもらいます。
この瞬間車は自分のものになります。初めて自分の車を手に入れたのでかなりうれしかったことを覚えています。
これで名義変更は終わりです。
一応旧所有者に車検証を見せにいって“このとーり名義変更は完璧ですよ”って見せに行くと前の持ち主は安心するでしょう。(その前に終わったら見せに来てって言われると思う)
運輸局にいって1時間もかからずにできます。
分からなかったら近くの親切そうな人に聞きましょう。 特にディーラーから来ている人は商売柄とても親切でした。スーツを着ている若い人がディーラーマンの可能性大(^^
ちなみに書類はだいたいディーラーにおいているようです。運輸局まで遠い人は近くのディーラーでもらってきましょう。
その後自分の家に帰って前もって連絡しておいた保険屋さんと連絡を取り,保険の契約をして無事終了。任意保険にもちゃんと入りましょう
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