ぐるりグランドサークル

~2日目 2008.4.20(Sun)~
ラスベガス~フーバーダム~グランドキャニオン




ラスベガス散策open
グランドキャニオンに出かける前に軽く1時間半の散歩です。 ラスベガスには色々なテーマホテルがあるので、見て回るだけで楽しい。
アメリカ大陸代表
ニューヨークのマンハッタンと自由の女神



明るい時間帯はクルマも少ない



アフリカ大陸からはエジプトのピラミッド



良い子は道路の真中で立ち止まっちゃいけません


アメリカンな朝ごはんopen
 朝御飯 兼 昼御飯は道中食べることにして、AM9:30にラスベガスを出発した。 僕達は自由気ままな個人旅行。朝ごはんも好きなものを食べられます。

 そして両親は遥々日本から来ている。折角だ、思いっきりアメリカンを楽しんでもらおう。 ラスベガスから30分程走った郊外にあったコンビニのホットドックを朝御飯にする。 「旅を楽しむには、その土地の食べ物も楽しまなきゃ」と言う両親は60歳を超えても、 朝からホットドック・・・健康って素晴らしい。ちなみに私、深夜早朝の牛丼OKのメタボ予備軍。
血は争えませんなぁ~。


 そういえば、とっても元気な我が両親、アメリカ到着当日は時差ボケもなんのその、 日本の3倍はあるであろうステーキを軽く平らげておりました。

 自分でソーセージの種類を選ぶと、店員さんがパンにソーセージを乗せてくれる。 その後で、トッピングコーナーで具やケチャップ、マスタードなどお好みで組み合わせる。 調子に乗ってあれこれ沢山乗せすぎたため、食べるときにボロボロこぼれて大変なことになった・・・

 今回立ち寄ったコンビニでは、どのホットドックを選んでも料金は均一($1.59)。

フーバーダムopen
 ラスベガスを出て、インターステート215号→515号を経由して、US93号で約1時間半、 中学校の地理か歴史かで聞いたことのある名前、フーバーダムへ到着。

 世界恐慌(1929年)の直ぐ後に作られたダムで、その貯水量は日本のダムの貯水量を足しても遠く及ばないとか。 さらには琵琶湖すら大きく引き離す350億トンとも400億トンとも言われるその貯水量の凄まじさ。 ダム湖の大きさも琵琶湖の2倍はあるらしい。

 そんな教科書でしか知らなかっダムを目の当たりにして、つくづく感じた事は、 第2次世界大戦前、今から70年以上も前に、こんなでかい物を作ってしまったアメリカって凄いなーってこと。

US93号open
 グランドサークルは地平線まで続いているんじゃないかと思える道ばかりだ 周りは乾燥した大地。どこまでもどこまでも続く、砂漠にちょっと草の生えたような大地。

 前にも後ろにもクルマがポツンポツンと見えるだけ、見えるのは遥か彼方まで続く道路と バックミラーに移る両親のお昼寝姿・・・。そして助手席には優秀な!?ナビゲータ。


 こんな一直線な道路が多いグランドサークルでは「クルーズコントロール」が大活躍。 好みの速度をセットすると、後は上り坂でも自動的に速度を一定に保ってくれる便利な装置。

 疲労感が全く異なります。日本で500km運転すると非常に疲れるが、 アメリカで500km運転してもそれほど疲れないのは、クルーズコントロールの威力が大きい。

ルート66open
 Kingman~Seligmanまで旧ルート66が走っている。 ここを走ってみようかとも思ったが、US93号でアメリカの田舎の道路を満喫できたこともあり(単調な道路に飽きてきたこともあり)、 ルート66を走ることはやめてインターステート40号で一路グランドキャニオンを目指す。

 でも、途中Seligmanに立ち寄り、雰囲気だけ味わってみた。 ルート66に特別が思い入れがある人ならユックリ回ってみても良いかもしれない。 我々は“別に・・・”と言う感じだったこと、時間も無かったことからお土産だけ買うことにした。

フーバーダムを出て直ぐのUS93号。グランドサークルでは、こんな感じの風景が続きます。



Seligmanでの貨物列車。コンテナは2段積みと豪快です。何十両~何百十両も繋がってます。どこまで行くんだろ?



Seligmanでこの旅で初めての給油です。



インターステート40号もUS93号と変わらぬ風景だが、所々に背の高い木が少しずつ増えてきた。



ウイリアム~グランドキャニオンへ行くAZ(アリゾナ)64号。フーバーダムから3時間半、変わらぬ風景。アメリカは広い!!。



グランドキャニオンに近づくにつれ、背の高い木々が現れてきます。


グランドキャニオンopen
 ラスベガスを出て6時間半、17:00ちょっと過ぎにグランドキャニオンに到着。 今日の宿泊であるKachina Lodge(カチーナロッジ)にチェックインしてから、遊歩道(リムトレイル)を散策することにした。 カチーナロッジに行くが、チェックインカウンターが見当たらない。たまたま、ロッジに入ろうとしていた人に聞いてみたら、チェックインは隣のエルトバーホテルで行うんだよと教えてくれた。

 チェックインの時に「きっと一杯だから、ちょっと遠いけど線路沿いに停めて」と言われたとおり、ロッジ前は満車だ。 駐車場はロッジ専用と言うことではなく、リムトレイル等に行く人も利用するようだ。 日本だと「宿泊者以外は駐車禁止」になるのだろうが、アメリカはセコセコしてないんだな。

 ラスベガスでは短パンTシャツな人も沢山いるくらい暑かったが、グランドキャニオンは標高が高いため(2200m位)、 夕方のこの時間帯、非常に寒い。スキーウェアを着込んで出かける。

 時間が時間だけに、展望台に行かないでロッジのすぐ裏からグランドキャニオンとご対面。 ロッジ裏からでも文句無いスケールでグランドキャニオンは我々を迎えてくれる。


 父親が「そこにいたツアーのガイドさんが、写真には写らない風景を目に焼き付けてください」と言っていたよと教えてくれたが、 そのとおりだ。目の前には写真には写らない風景が広がっている。 こればっかりは実際に行った人でないと分からない感動であろう。

 「凄いね」としか言いようがない。

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